システム開発を依頼する前に!抑えておきたいポイント
2020/06/09
IT産業の革新が世界規模で活発になっている昨今、日本の企業も新たなシステム開発に着手し始めています。ただ自社リソースの不足から、システム開発を国内または海外に依頼する手法を導入しているところがほとんどでしょう。
もし開発依頼を書けることになった場合、担当としてどう動けばよいのかわからないとプロジェクト失敗のリスクは高まってしまうかもしれません。ここでは、システム開発を外部の会社へ依頼する際、抑えて起きたポイントについて詳しく解説します。一からシステム開発の依頼を理解したい人は、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
・システム開発とは「仕事や生活に必要な、様々な仕組みを作ること」
そもそも「システム開発」とは、業務に関する様々な仕組みを作ることを指します。
現代は通信機器やネット環境が常に身近にありますが、その機器や環境に関するシステムは誰かが一から開発したものです。またシステム開発の業務は一から作り上げるだけにはとどまらず、仕事や業務において効率が悪いと感じた箇所を改良して、効率を向上させる業務もあります。
しかし、システム開発を進めるには「人材」「開発環境」「ノウハウ・スキル」「予算」など必要なものが多く、ゼロから自社で行うにはコストがかかりすぎてしまいます。そのため、多くの企業はシステム開発専門の企業に依頼をかけるのです。
・システム開発関係者とその役割
システム開発を外注に依頼して進めるにあたり、必要最低限の関係者名と役割は覚えておきましょう。以下が覚えておくべき関係者名と役割です。
・・PG(プログラマー)の役割
プログラマーとは、後述するSE(システムエンジニア)とともにシステム構想を元にプログラミングやテストを行う役割を担っています。役割を全うするには、プログラミング言語を覚えて活用する必要があります。
・・SE(システムエンジニア)の役割
システムエンジニアは、システム開発における業務のほとんどに携わります。上述したプログラマーの仕事を兼任することもあれば、システム構想の作成、システム異常に対する処置、改善検討などが主な業務です。プロジェクトによって行う仕事内容が異なるため、柔軟な対応が求められます。
・・PM(プロジェクトマネージャー)の役割
プロジェクトマネージャーは、システム開発全ての工程をまとめる役割を担っています。決定権はほぼこのプロジェクトマネージャーにあるといっても過言ではありません。往路グラマーやシステムエンジニアのように直接プログラミングに触れることはほぼなく、あくまでメンバーのマネジメントや工程管理を行います。
・・PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)の役割
1つのプロジェクトに対するコスト調整や人材調整・開発などが主な役割です。常にプロジェクトが円滑になるように働きかけることが求められており、プロジェクトマネージャーとともにマネジメントに携わることもあります。
・システム開発の依頼に関する主な手順とポイント
システム開発を依頼する際に踏むべき主な手順と、ポイントは以下の通りです。
① 依頼したいシステム開発会社を選ぶ |
依頼するシステム開発会社を選ぶコツは、自社の開発要件を満たすかどうかを基準にして下さい。自社が求める機能を作れるスキルがあるのか、最優先事項を守ってもらえるかを確認し、予算感と併せて選びましょう。 |
② 選んだ会社と打ち合わせを行い、提案書を作成してもらう |
選んだ会社との打ち合わせの際、必ず作りたいものを明確に伝えて下さい。発注側が正確に希望を伝えないと、受注側が作成する提案書も曖昧なものになってしまいます。システム開発の失敗要因になるため注意しましょう。 |
③ 提案書を確認、適宜システム開発の細かい部分を改めたうえで依頼 |
受注側から作成してもらった提案書を確認し、希望に沿った開発が行なえそうか判断します。必要が無ければこのまま依頼してしまいましょう。 |
・想定機能の洗い出しがとても大切
システム開発会社に依頼をする際、大切なのはシステムに必要な想定機能の洗い出しです。
上述したように「どんな機能を欲しているのか」「その中でも優先してほしい機能はどれか」を決めておきましょう。
また想定機能が先に決まっていれば、依頼するシステム開発会社も絞りやすくなりますし依頼がスムーズに進みます。
【まとめ】
・システム開発を依頼するなら自社で希望や考えをさきにまとめておこう
システム開発会社にプロジェクトを依頼する手法は、多くの企業が取り入れています。自社でゼロから開発業務を構築するよりも低コストで、かつクオリティも高くなると予想されるでしょう。したがって発注側が抑えるべきポイントは、「どんなシステム開発を希望しているかを明確にし、しっかり伝えること」です。そのうえで、受注側と密なコミュニケーションを取れば円滑にプロジェクトは進むでしょう。
VNEXTでは、クライアントの要望に合わせた契約方法をとっています。
開発案件の契約の前に担当者同士での綿密な打ち合わせのを行い、リソースの確保・コスト算定を行い始めて契約に移ります。
しっかりとした打ち合わせを行うことで、他社との比較でVNEXTでは納期を半分程に短縮できた事例もございます。
クライアントの課題とニーズに合わせてVNEXTでは最適な方法をご提案させて頂きます。
まずはお気軽にお問い合わせください。