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丁寧なコミュニケーションで企業様の不安を払拭 、初めてのシステム開発を成功に導く

2024/10/16

障害者支援団体、環境保護団体への支援を実施しているB.A.E.育英会※ 様 が2024年、中野区のにぎわい創出事業として「絵本ラウンジLOOPなかの」を開設しました。同施設の入退館管理システムをVNEXTが担当。オフショア開発に至った経緯や今後について、室長の上様、室長補佐の内堀様に伺いました。

※B.A.E.育英会とは
2019年に設立。「友情を築き(Build a Friendship)」「互いに助け合い(Assist each other)」「他者に共感する(Empathize with others)」のテーマを大切にし、活動に取り組んでいます。絵本ラウンジ運営を通じて、児童の健やかで伸びやかな成長に寄与することをひとつのミッションとし、2022年に構想をスタート、2024年5月にオープン。(ホームページ:https://www.bae.or.jp/)

 

 

——VNEXTに入退館システムを依頼した経緯を教えてください

上さん:絵本ラウンジは会員制であることから、入退館を管理するシステムの導入を考えていました。最初は、電子錠のシステムなども含め既存の入退室管理システムのサービスを調べましたが、登録者数に限りがあったり、ドア型のゲートと連結させなければならなかったり……。既存のものでは私たちが求める内容に対して過剰であったり、何かが足りなかったりとフィットするものがありませんでした。そこで、イチから開発することも視野に入れ、システム開発会社などが集まる展示会に足を運び、いくつもの企業さんに話を聞いていただいた結果、VNEXTさんのお話が一番わかりやすく依頼することにしました。

 

—決め手は何だったのでしょうか

上さん:システム開発を依頼すること自体が初めてでしたので、何を説明すればいいのか、何を聞き出せばいいのかもわからない状態だったのですが、そんな私の「こういうことをしたい」という説明を担当者さんが親身に聞いてくださり、明確で端的な回答をいただけたことは決め手となった大きな要因のひとつです。

 

いくつかのシステム開発会社さんのブースを回っていたところ、私たちの要望に対して「自社にこういったサービスがあります」「大丈夫です」といったふわっとした回答が多かったのです。システム開発に明るくない私には、それで自分たちの希望することができるのか、そして予算はどのくらいなのかがわかりませんでした。しかしVNEXTさんは、それなら、最低限こういった内容のシステムが必要で、その場合の概算はこのくらい。こういうことまですれば予算はかかるけれど、こういったことが実現できる、と明確でした。 

 

内堀さん:とても熱心に話を聞いていただいた印象

があります。本部がある日本橋にも何度も足を運んでくださり、毎回とても親切に詳しく説明をしてくださったのも決め手でした。とにかく、熱意を感じました。

 

上さん:この事業は非営利であり、子どもたちのため、社会のために運営していきたいという想いが私たちにはあります。この取り組みを理解してくださって、積極的に参画したいという想いを一緒に持っていただける企業さんにお願いしたい希望もありました。VNEXTさんとは同じ想いで進めていけると感じた点も大きいですね。

 

B.A.E. 育英会 上 様

 

——オフショア開発についての不安などはありましたか?

上さん:オフショア開発自体、展示会で初めて知りました。ただ、展示会でご説明いただいた担当者さんがベトナム人だったにもかかわらず日本語が堪能で、最初からコミュニケーションの不安はありませんでした。システム開発自体が初めてですし、オフショア開発であるデメリットなども感じることなく完成したと思います。 

 

内堀さん:今回、私たちと現地システム開発の担当者を結ぶブリッジを立てていただきましたが、その方だけではなく現地の技術者さんたちも日本語がお上手で驚きました。

週に1回Web会議があり、日本語で進捗や不明点の確認が随時できましたし、開発担当者たちが海外にいるからといって不便はなかったですね。会議の後でも不明な点があればコミュニケーションツールのSlackを使って質問させていただいていたのですが、すぐに回答をいただけるので安心でした。特に、会議中に出てきた専門用語なども、すぐに教えていただけて助かりました。

 

——VNEXTの開発品質はどうでしたか?

上さん:とても満足しています。入退館管理システムでは、会員の登録や管理を行いますが、同時にそれらのデータを使いマーケティングにも活用したいと思っていました。開発時の打ち合わせでは、そういった点にも相談に乗っていただき、マーケティングをしていくにあたってどのようなデータをとればいいか、中野区だけではなく他の区も入れると効果的なデータが得られるといったアドバイスなどもいただけました。 

 

内堀さん:何歳まで無料にするかを決める時も、浪人している子がいた場合はどうするのかといった、細部まで見渡したご意見をくださいました。 

上さん:担当者が日本に長くお住まいなので、本当に日本の事情や風土、感覚みたいなものを良く理解されていますよね。 

 

内堀さん:実際にシステムを動かす際には担当者さんが来てくださって、作業をするパソコンを使って準備をしてくれました。最初、うまく接続できなかったので助かりました。現在まで大きなトラブルもなく安心しています。最初は必ず何かしらトラブルがあるからと聞いていたので、ある意味拍子抜けしているほどです(笑)。

 

——オフショア開発をスムーズに進めていくために意識した点はありますか?

上さん:基本的にはWeb会議で進めていくので、そこで疑問に感じたことはそのままにしないようには意識しました。それ以外でもSlackで質問をしていたりするので、そこでいただいている回答があり、それらを忘れたり混同してしまわないよう、事前確認はしましたね。 

 

内堀さん:会議前には、今日何を話し合うのか議題内容をいただけたので、前回の会議後に届いた議事録と一緒に確認して予習・復習をしていました。そのおかげか、会議自体はスムーズに進行しました。

 

——今後、VNEXTに期待することはなんでしょうか?

上さん:最初なのでとてもシンプルなシステムにしました。そのため、実際に運用しているメンバーからは、追加したい機能なども少しずつ要望が上がってきています。例えば、Web上での会員登録は利用者様がご自身でスマートフォンなどから行っていただいていますが、システムへの登録はスタッフさんが手入力で行っています。こういった点を改善するなど、スタッフさんはもちろん、利用者様にも使いやすいようなシステムにしていきたいですね。 

 

内堀さん:入退館管理システムの開発中は週に1回あった会議が、現在はなくなりました。とはいえ、現在もSlackで質問したりできて助かっています。 

元々、小さく始めて徐々に大きくしていきたいことをお伝えしていたので、追加機能があるかもしれない前提で土台のシステムをつくってもらっています。利用者数の伸び具合やコストなどを勘案しながら、今後出てくるであろう課題に対応できるようなシステムの追加なども行っていきたいです。

 

2024年5月のオープン以降、利用者数や会員も順調に伸びているという「絵本ラウンジLOOPなかの」。子ども向けの非営利団体という新たなお客様と社会貢献に通じるプロジェクトとなりました。

 

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