デジタルチケットプラットフォーム
他業界よりDX化が遅れている旅行業界ですが、ここ数年で交通分野において「MaaS」の普及が急速
に進んでいます。MaaS(Mobility as a Service)とは、地域住民や旅行者のトリップ単位での移動
ニーズに対応し、複数の公共交通や移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済などを一括
で行うサービスです。
VNEXTでは、旅行先のバスやタクシーの予約から、フリーパスなどのチケット購入を可能にする「デ
ジタルチケットプラットフォーム」の開発に取り組みました。
Client Info
デジタルチケット販売システムを主力商品とし、多種多様なデジタル・プロモーションのプロバイ
ダーとしてサービスを提供している交通系システム開発会社。
同社の商品はパッケージ化されており、各地域で導入が進む中、パッケージのカスタマイズからバー
ジョン管理・保守コストの問題が年々大きくなっていました。
また、社内の開発リソース不足により、これまでの開発は外注をしていましたが開発コストが高いこ
とも課題であり、今回オフショア開発の導入を検討。
外注先を探す中で、迅速に開発チームアップが可能かつコストメリットが大きいという理由から
VNEXTに依頼をいただきました。
クライアントの課題
- 自社に開発チームがなく、開発リソースが不足している
- システムの理解とアプリ開発に強いエンジニアの確保が難しい
- オフショア開発を導入したいが、コミュニケーションを円滑におこなえるかが不安
クライアントの要件
- 既存サービス(デジタルプラットフォーム)の改修をしたい
- 既存プラットフォームをカスタマイズし、各地域ごとの専用アプリを開発したい
- Dispatcher開発は2ヶ月、バックエンドと実装完了まで短期間のスケジュールで進めたい
VNEXTの提案・ソリューション
- ラボ型により2週間でプロジェクトに合った技術力とノウハウを持ったエンジニア開発チームを確保
- 設計ができる常駐BrSEがプロジェクトに参加することで、円滑なコミュニケーションを可能にした
- 要件定義の理解から仕様書、設計、開発実装、テストを担当
- 豊富な開発実績と蓄積されたナレッジを活かし、スマホアプリの付加価値を高め、ユーザーからの 評価を向上させる
プロジェクトを成功させるために
- 設計資料が概要情報のみでこれを元に開発ができないため、機能を一覧化し、PMから優先度を調整
- OnsiteSE複数人の体制を提案し、情報をいち早くキャッチアップした
- 設計ベンダーとのやりとりする頻度を上げ、毎日ベンダーとPMで1時間のミーティングを行った
- Backlogで全てのタスクを登録し、プロジェクトの進捗をいつでも把握できるようにした
- VNEXT側で毎日ミーティングを実施し、進捗共有・課題共有・タスクの振り分けを行った
プロジェクトの成果
- スマートフォンひとつで交通機関の乗り継ぎがスムーズになり、初めての旅行者でも目的地まで
楽に到着できるようになった - 車への過度な依存の解消や過疎化が進む地域の移動手段の確保にも貢献
- 電車やバスの予約や支払いを一度に行うことができるため、旅行者の利便性が向上した
- マイナンバーカードと交通系ICカードを連携することで、自治体や企業からの割り引きサービスも
受けられると好評
アプリ概要(一般機能・特徴)
- 交通機関の予約(バス、タクシー)
- チケット検索/購入
- リアルタイム経路検索
- 周辺情報(GPS付き)
- クレジットカード決済
- マイナンバーカード認証
- 年齢やIT知識に左右されない使いやすさ
Project Info
Overview
- 開発分野:MaaS
- 開発形式:ラボ型オフショア開発
- 開発期間:1年
Technology
- Python
(Chalicesフレームワーク使用)
Solution summary
- 仕様書
- 設計
- 開発実装
- テスト
VNEXTの会社紹介資料
豊富なアプリ開発実績
新規開発から一部機能追加・既存アプリ運用・保守など、
幅広い業界・多種多様なアプリの開発実績があります。
幅広い業界・多種多様なアプリの開発実績があります。