VNEXTの会社紹介資料
2023/07/06
昨今、現代人の多くがスマートフォンを手にしており、数々のアプリを使いこなしています。
個人向けのサービスを提供する場合や、ビジネスを円滑に進める上でも、アプリは重要なツールです。
業種を問わず、多くの企業や事業者が、自社のサービスや業務に特化したアプリの開発に着手しています。
アプリは個人のユーザーが利用するサービスの利便性を高めるだけでなく、ブランディングや業務効率化といった点でも多くのメリットがあります。
今回は、アプリ開発の流れやアプリ開発を外部の会社に委託するメリット、開発会社を選ぶ際のポイント、委託する際の注意点などをご紹介いたします。
目次
|アプリを導入するメリット
アプリを導入する際、もちろんアプリ開発費用がかかります。
Webサイト以外にアプリを導入するメリットがなければ、わざわざ開発する必要はありません。
まずは、アプリを導入することでどのようなメリットがあるのかを簡単にご紹介します。
|ユーザーへのタイムリーな情報提供が可能
アプリは、最新のニュースやクーポン情報などをプッシュ通知でユーザーに知らせることが大きなメリットのひとつです。
Webサイト上での配信と比べ、よりタイムリーに最新の情報がユーザーに届くため、高いアクション率、コンバージョン率が期待できます。
|ユーザーがサービスを利用しやすくなる
ユーザーはアプリをインストールすることにより、ホーム画面からすぐにサービスを利用できるようになります。
また、アプリの機能の一部、もしくは大半はオフラインでも利用できるため、ユーザーはネットワーク環境を問わず情報を閲覧したり、
サービスを利用することが可能になります。
このことから、ユーザーの満足度向上、サービス利用機会の増加が期待できます。
|ユーザーと双方向のコミュニケーションがとれる
アプリはSNSとの連携性が高く、サービス提供側とユーザー側とのコミュニケーションに適しているという特徴があります。
双方向の情報のやりとりができるので、よりユーザーの動向をリアルに知ることができ、ユーザーごとに適したサービスを展開しやすくなります。
|停電トラブルで業務停滞を避けることができる
Webサイト上で展開するサービスを業務に利用した場合、電波状況のトラブルにより、業務に支障が出る恐れがあります。
その点アプリは、設計次第でオフラインでも機能を利用できます。
電波トラブルによる業務停滞を避け、ネットワーク環境の有無を気にすることなく必要な機能を利用できることは、ユーザーの精神的負担の
軽減にもつながります。
|アプリ開発の大まかな流れ
アプリ開発の一般的な流れは、以下の図のような工程からなります。
以下では、この工程を大まかに解説していきます。
|企画フェーズ
まずは、どのようなアプリを作りたいかの構想を練り上げます。
アプリを開発する目的や利用目的、ターゲット(もしくは利用する従業員像)を明確にし、完成イメージを形作っていきます。
|設計フェーズ
アプリの企画が固まったら、詳細な設計についての打ち合わせをします。
アプリに実装する機能などを決定する「要件定義」という作業を経て、「基本設計(外部設計)」、「詳細設計(内部設計)を決定していきます。
|開発フェーズ
設計が固まったら、いよいよ開発へと移行します。
実際にプログラミングして開発を進め、動作テストと修正、微調整を経てアプリを完成させます。
|リリース以降
アプリは、完成してリリースしたらもう開発者が手を加えることはない、といった性質のものではありません。
実際にユーザーに利用してもらい、使いづらい箇所や不具合の修正を行いながら運用していきます。
アプリ開発工程の詳細はこちらの記事でご紹介していますので、あわせてご覧ください。
|iOSとAndroidのアプリにおける違い
アプリ開発の大まかな流れがわかったところで、「iOS」と「Android」どちらのOSに対応するかは迷うところかと思います。
ここでは、iOSとAndroidのアプリにおける主な違いをご紹介します。
|開発言語の違い
iOSとAndroidでは、アプリ開発に使われるプログラミング言語が異なります。
iOSのアプリの開発には、Objective-CとSwiftが主に使われます。
一方、Androidのアプリの開発には、JavaとKotlinが主に使われます。
アプリ開発に使われるプログラミング言語は、時代とともに変わります。
常に、最新の言語活用の動向をキャッチアップし、開発をおこなっていくことが必要です。
|掲載するOS公式ストアの違い
各OSの公式ストアにアプリを掲載することで、多くの人にアプリをインストールしてもらうことができるようになります。
その掲載する各OSの公式ストアが、iOSのアプリとAndroidのアプリでは異なります。
iOSのアプリはApp Store、AndroidのアプリはGoogle Playにそれぞれ掲載することができます。
|OS公式ストアの審査方法の違い
各OSの公式ストアにアプリの掲載を依頼すると、公式ストア側が審査を行い、掲載の可否を判断します。
その審査方法がiOSとAndroidでは異なります。
iOSの公式ストアであるApp Storeは、専門家が人力でアプリの審査を行います。
一方、Androidの公式ストアであるGoogle Playは、審査システムが自動でアプリの審査を行います。
iOSとAndroidのどちらが適しているかは、アプリの利用目的により異なります。
上述の企画フェーズで「利用目的」を明確化することで、自社のアプリに最適なOSは何かがわかりやすくなります。
|アプリ開発を委託するメリット
アプリの開発をする場合、自社で開発をするか、外部の会社へ開発を委託するかのいずれかを選択することになります。
以下では、アプリの開発を委託した場合のメリットについてご紹介します。
|クオリティの高いアプリができる
アプリの開発会社に委託した場合、専門的な知識を持つプロが企画から設計、開発、リリース後のフォローなどを行います。
そのため、ユーザーにとって使いやすく、また自社のサービスの魅力を引き出すクオリティの高いアプリの開発が可能となります。
|トレンドに合わせたアプリができる
アプリの開発に用いる技術は日々進化しています。
時代にマッチしたアプリを作るためには、技術動向をキャッチし、またOSや端末のアップデートに対応しながら開発を進める必要があります。
常に、アプリ開発の最前線にいる専門的な開発会社であれば、トレンドに合わせたアプリの開発を期待できます。
|自社の従業員が本来の業務に集中できる
アプリを自社開発する場合、自社内にアプリ開発を専門とする人材がいる場合を除き、他の職種の従業員が開発業務を担当することになるでしょう。
これは、本来の業務ではないため従業員には大きな負担がかかります。
また、会社としても、その従業員が業務を行うことで生み出されるはずだった利益を失うことになります。
アプリの開発を専門の会社に委託することにより、従業員は本来の業務に集中でき、会社としても利益損失を防ぐことにつながるのです。
|アプリ開発会社を選ぶ際の3つのポイント
では、アプリ開発を委託する際、どのように委託する会社を選べばいいのでしょうか?
以下では、アプリ開発会社を選ぶ際に着目する3つのポイントをご紹介します。
1. アプリの開発実績が豊富か
開発会社によって開発経験のあるアプリは異なります。
そのため、これまでのアプリ開発実績を確認することはとても重要です。
開発会社としての活動が長く、実績が豊富な会社は、ノウハウがあり安心してアプリ開発を委託できます。
また、希望する分野のアプリ開発に対応した実績があるかをチェックすることも大切です。
自社が開発を委託したいアプリと、同じ分野のアプリを開発した経験を持つ開発会社であれば、該当の分野のシステム開発に関する知識や
スキルが充分であると考えられます。
あわせて、iPhone・Androidアプリ両方の実績があるかも事前に確認しておきましょう。
2. 得意な分野・ジャンルは何か
アプリには多種多様のジャンルがあり、実績十分の会社であっても、アプリ開発の得意・不得意分野は存在します。
たとえば、自社がSNS系のアプリを開発したい場合、EC系のアプリを専門に開発している会社へ依頼しても、良い成果は得られないでしょう。
自社の実現したいアプリを得意分野している開発会社か否かは要チェックです。
3. リリース後のサポート体制が充実しているか
アプリは開発後にリリースして終わりではありません。
トラブルが起こらないように原因を排除したり(運用)、不具合が発生した時の対処(保守)は欠かせません。
開発会社によっては、リリース後の「運用・保守」を一貫してサポートしていない場合があります。
その場合は、運用・保守を別会社に依頼をすることになりますが、開発に携わった会社に任せた方が、自社のアプリに対する理解が深く、
安心感があるため、同じ開発会社に依頼をすることをおすすめします。
リリース後のサポート体制がどのようになっているのかをしっかり確認しておきましょう。
|アプリ開発を委託する際の3つの注意点
アプリ開発会社が決まっても、発注側で注意すべきことがあります。
ここでは、アプリ開発を委託する場合の3つの注意点を説明します。
1. アプリ開発にかかる期間を把握する
まずは、自社の開発したいアプリにかかる期間はどのくらいなのか目安を把握しましょう。
アプリ開発は、4〜6ヶ月程度の時間を要するケースが多いですが、ジャンルや規模・開発形態などによって開発期間は異なります。
ジャンルと開発形態による開発期間の目安は下図のとおりです。
(あくまで目安として参考にしてください)
たとえば、SNS系のアプリを開発する場合、ゼロから作り上げるのと、既存の機能を組み合わせて作り上げるのでは最大で半年以上の差が出てきます。
また、比較的開発期間が短いクラウド型でも機能数が増えると開発期間も長くなります。
そのため、事前に可能な限りアプリに必要な機能を洗い出しておくことが重要です。
これを行うことで、開発会社は自社に合った最適な開発形態を提案してくれます。
2. アプリ開発費用は種類とジャンルにより異なる
同様に、アプリの開発費用も種類(Webアプリ、ネイティブアプリ、ハイブリッドアプリ)や上図のようなジャンルごとで異なります。
たとえば、アプリの種類で対照的な以下の2つでは、目安でも200万円ほど差が出ます。
・Webアプリ(インストールが不要):約100万円〜
・ネイティブアプリ(インストールが必要):約300万円〜
アプリの種類によって、ネットワークの速度やオフラインで利用可能かなどの違いがあります。
アプリの種類とジャンル別の費用相場については、以下の記事で詳しく解説していますのでこちらもご参考ください。
【あわせて読みたい】アプリ開発にかかる費用はどのくらい?費用削減のコツもまとめてご紹介
3. リリースはすぐにできない
リリース前には、最終的な品質保証やセキュリティ検証が行われ、パフォーマンスの最適化を行います。
また、アプリストアを経由して配信する場合には、適切なプラットフォームやアプリストアに登録し、審査を通過することが必須です。
申請から審査が通るまでには、1週間ほどかかります。
この期間も考慮して、リリースまでのスケジュールを組みましょう。
|まとめ:アプリ開発は委託がおすすめ
ここまで、アプリ開発の大まかな流れやアプリ開発を委託するメリット、委託する際の注意点などをご紹介してきました。
自社のアプリを開発する時、社内に開発リソースが足りない場合や高いスキルを持ったエンジニアが必要な場合は委託がおすすめです。
アプリ開発を得意とする会社であれば、実績やスキルが十分なのでクライアントのニーズを汲むことができます。
自社に合ったアプリ開発を選ぶために、以下の3つのポイントは必ずチェックしましょう!
- アプリの開発実績が豊富か
- 得意な分野・ジャンルは何か
- リリース後のサポート体制が充実しているか
また、委託する際は1社だけでなく複数社を比較することをおすすめします。
|アプリ開発はVNEXTにおまかせ!
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