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VNEXTのおすすめローコード開発ツール7選をご紹介!

2024/03/18

ローコード開発は、最小限のソースコードでシステムやアプリケーションを開発できる手法です。

 

ローコード開発を行うために必要となるプラットフォームが「ローコード開発ツール」です。

 

現在では、数多くのローコード開発ツールが各企業から提供されており、ツールの選定は骨の折れる作業ともいえます。

 

そこで本記事では、VNEXTがおすすめするローコード開発ツールローコード開発ツールの選定ポイントなどについて解説していきます。

 

 目次 

● ローコード開発ツールとは?

 ▶︎ ノーコードとローコードの違い

●【VNEXTおすすめ】ローコード開発ツール7選

 ▶︎ Salesforce

 ▶︎ ServiceNow

 ▶︎ OutSystems

 ▶︎ Mendix

 ▶︎ kintone

 ▶︎ SPIRAL

 ▶︎ intra-mart

● ローコード開発ツールの選定ポイント

 ▶︎ 目的にあったツールか

 ▶︎ 利用中のツールや外部サービスとの連携

 ▶︎ タスク管理など便利な機能がついているか

 ▶︎ セキュリティポリシーが自社と合っているか

 ▶︎ モバイル端末に対応した開発が行えるか

● ローコード開発は外注すべき?

● まとめ

 

 

|ローコード開発ツールとは? 

ローコード開発ツールとは、高度なコーディングの知識や経験を必要とせず、最小限のコーディングで迅速にソフトウェアを開発するためのプラットフォームのことです。

 

標準レベルのコード、スクリプト、そして統合環境が用意されているため、複雑なインフラストラクチャを開発することなく、アプリケーションのプロトタイプ作成、構築、そしてスケーリングを容易に行うことができます。

 

ローコード開発ツールは、ドラッグ&ドロップなどによる作成にとどまらず、必要に応じてコードを変更する機能を備え、カスタマイズされたコードでより高度な機能を使用するケースが多いです。

 

|ノーコードとローコードの違い 

ノーコードとローコードの違いは以下のとおりです。

 

|ノーコード開発ツール 

プログラミングを行う際、ソースコードを使用せずにソフトウェアが開発できるツール。

簡単なアプリの構築に適しており、使用用途や機能が限られているという特徴があります。

 

|ローコード開発ツール 

最小限のコードを用いてソフトウェアを開発するツール。

ノーコード開発ツールよりも拡張性があり、広い用途で使用できます。

 

 

|【VNEXTおすすめ】ローコード開発ツール7選 

ここからは、VNEXTがおすすめするローコード開発ツールを7つご紹介していきます。

ツールによって特徴や適しているケースがあるので、参考にしてみてください。

 

|Salesforce 

 

Salesforceは、クラウド型CRM(顧客関係管理)ソリューションとして世界シェアNo.1のノーコード・ローコード開発プラットフォームです。

営業や顧客サービス、マーケティングなど、あらゆる業務の改善、効率化を実現できます。

 

|特徴 

・豊富な機能と高い拡張性

・強力なカスタマイズ性と柔軟性

・充実したSalesforce AppExchangeによる多様な機能拡張

・AIやIoTなどの最新技術への積極的な対応

・高いセキュリティと信頼性

 

|強み 

・豊富な顧客事例とノウハウ

・グローバルなサポート体制

・活発なコミュニティ

 

|弱み 

・比較的高額な導入費用

・複雑な設定と運用

・日本語の情報が少ない

 

|適しているケース 

・顧客管理を高度化したい企業

・グローバル展開を視野に入れている企業

・最新技術を活用したい企業

 

 

|ServiceNow 

 

ServiceNowは、クラウド型ITILベースのITサービスマネジメント(ITSM)ソリューションを提供するローコード開発プラットフォームです。

ワークフローの自動化とエクスペリエンスの向上を通じて、あらゆる仕事を革新します。

 

|特徴 

・豊富なITILプロセスを標準搭載

・柔軟なカスタマイズ性と拡張性

・各種IT資産管理機能との統合

・AIによる自動化機能

・高いセキュリティと信頼性

 

|強み 

・ITIL準拠による標準化と効率化

・豊富な機能と拡張性

・自動化による業務効率化

 

|弱み 

・比較的高額な導入費用

・複雑な設定と運用

・日本語の情報が少ない

 

|適しているケース 

・ITILベースのITSMを導入したい企業

・IT資産管理と統合したい企業

・自動化による業務効率化を図りたい企業

 

 

|OutSystems 

 

OutSystemsは、Webアプリケーションやネイティブアプリケーションを視覚的に開発できるローコード開発プラットフォームです。

設計・コーディング・デプロイを統合し、イノベーションの実現に求められる高い機能性を提供しています。

 

|特徴 

・コードを書かずにアプリケーション開発

・ドラッグ&ドロップによる直感的な操作

・豊富なテンプレートとコンポーネント

・モバイルアプリ開発にも対応

・クラウド型とオンプレミス型を選択可能

 

|強み 

・コード量の大幅削減による開発期間短縮

・非エンジニアでも開発可能

・マルチプラットフォーム対応

 

|弱み 

・複雑なアプリケーション開発には向かない

・カスタマイズ性に制限がある

・日本語の情報が少ない

 

|適しているケース 

・短期間でアプリケーション開発をしたい企業

・非エンジニアでも開発したい企業

・モバイルアプリ開発にも対応したい企業

 

 

|Mendix 

 

Mendixは、AIによる自動化機能も備えたエンタープライズ向けローコード開発プラットフォームです。

モバイルや大規模なWebアプリケーションを構築することができ、継続的に改善することを可能にする高生産性アプリプラットフォームを提供しています。

 

|特徴 

・視覚的なモデリングによるアプリケーション開発

・豊富なテンプレートとコンポーネント

・AIによる自動化機能

・モバイルアプリ開発にも対応

・クラウド型とオンプレミス型を選択可能

 

|強み 

・直感的な操作による開発期間短縮

・AIによる自動化機能

・マルチプラットフォーム対応

 

|弱み 

・複雑なアプリケーション開発には向かない

・カスタマイズ性に制限がある

・日本語の情報が少ない

 

|適しているケース 

・短期間でアプリケーション開発をしたい企業

・AIによる自動化機能を活用したい企業

・モバイルアプリ開発にも対応したい企業

 

 

|kintone 

 

kintoneは、サイボウズが提供するクラウド型ノーコード・ローコード開発プラットフォームです。

メイン機能はビジネスアプリケーションを簡単に作成することで、すぐに使えるサンプルアプリが100種類以上あり、社内で必要となる様々な業務システムを自社で制作が可能となります。

 

|特徴 

・コードを書かずにアプリケーション開発

・ドラッグ&ドロップによる直感的な操作

・豊富なテンプレート

・豊富な連携機能

・日本語に特化

 

|強み 

・日本語に特化

・豊富なテンプレート

・他のサイボウズ製品との連携

 

|弱み 

・複雑なアプリケーション開発には向かない

・カスタマイズ性に制限がある

 

|適しているケース 

・日本語で簡単にアプリケーション開発をしたい企業

・他のサイボウズ製品と連携したい企業

 

 

|SPIRAL 

 

SPIRALは、スパイラル株式会社が提供するクラウド型ローコード開発プラットフォームです。

強固なセキュリティが高評価のローコード開発ツールで、金融業や官公庁への導入実績が多数あります。

 

|特徴 

・セキュアで柔軟なアプリケーション開発

・100以上の金融機関が導入する安心のセキュリティ

・アクセス集中などの高負荷案件の実績多数

・日本語に特化

 

|強み 

・日本語に特化

・ノーコードの利便性とローコードによる柔軟なカスタマイズ

・業界トップレベルのセキュリティ性

・24時間365日のサポート体制

 

|弱み 

・複雑なアプリケーション開発には向かない

・カスタマイズ性に制限がある

 

|適しているケース 

・日本語で簡単にアプリケーション開発をしたい企業

・セキュリティ性が高いプラットフォームを求める企業

・サポート体制を重視している企業

 

 

|intra-mart 

 

intra-martは、NTTデータが提供する国産のBPM(ビジネスプロセスマネジメント)スイートです。

大企業での導入実績が多いワークフローシステムで、他システムとの連携やWEB画面フォームの開発など、非常に高いカスタマイズ性があります。

 

|特徴 

・日本語に特化

・豊富な機能

・高い拡張性

・使いやすさ

・高いセキュリティ性

・豊富な導入事例

 

|強み 

・日本語に特化

・高い拡張性

・高いセキュリティ性

・大企業の豊富な導入実績

 

|弱み 

・海外展開には向かない

・カスタマイズ性に制限がある

 

|適しているケース 

・日本語で業務アプリケーション開発・運用を行いたい企業

・幅広い機能を備えたBPMスイートを導入したい企業

・独自のシステムとの連携や、独自機能の開発を行いたい企業

・安心のセキュリティ対策を備えたBPMスイートを導入したい企業

・導入実績豊富なBPMスイートを導入したい企業

 

 

|ローコード開発ツールの選定ポイント 

ローコード開発ツールは、海外製品から日本製品まで数多くのツールがリリースされています。

以下では、自社に最適なツールを選ぶ際に押さえておきたいポイントを5つご紹介します。

 

|目的にあったツールか 

CRMやSFA、経費処理、タスク管理、給与計算、メール配信など、開発したいシステム・アプリによって、適切なツールが異なります。

導入する際は、開発目的を明確にして必要な機能を洗い出し、自社の目的と用途にあったツールを選ぶようにすることが重要です。

 

 

|利用中のツールや外部サービスとの連携 

Microsoftやkintoneなどすでに利用中のソフト・ツールがある場合は、それらのソフト・ツールのデータからドラッグ&ドロップなどの簡単操作でアプリに変換できるツールを選択すると扱いやすいです。

 

また、Salesforceシリーズなど自社で利用中の各種サービスと連携できるツールを選択すればデータ移行作業もスムーズになります。

 

 

|タスク管理など便利な機能がついているか 

ローコード開発ツールの中には、開発中のスケジュール・タスク管理・ワークフロー機能など進捗を共有できる便利な機能が搭載されているものがあります。

複数人のチーム体制でアプリ構築を行う場合は、このような進捗管理機能が搭載されたツールが便利です。

 

 

|セキュリティポリシーが自社と合っているか 

ローコードツールで開発したシステムのセキュリティポリシーは、利用するプラットフォームのポリシーに従うことになります。

そのため、自社ポリシーに準拠しているプラットフォームを選ぶ必要があります。

 

 

|モバイル端末に対応した開発が行えるか 

スマートフォンやタブレットなど、モバイル端末に対応した開発が可能かどうかも、ツールの選定時にチェックしておきたいポイントのひとつです。

 

近年では、スマートフォンやタブレットを利用するユーザーがほとんどです。

Webサービスや EC サイトなど、ユーザーニーズからの利用用途を考慮した場合、スマートフォンなどのモバイル端末の対応は、もはや必須と言っても過言ではありません。

 

 

|ローコード開発は外注すべき? 

近年、多くの企業がDXの取り組みを進めており、ローコード開発により外部ベンダーに頼らず内製化したいという声もあります。

ローコード開発は、プログラミング知識がなくても開発が可能になるため、社内にITリソースが不足している場合などで活用されています。

 

しかし、全くソースコードを書かないわけではないため、多少の知識は必要になります。

また、ノーコード開発より拡張性がありますが、利用するプラットフォームを使いこなせなければ限界があるのも実情です。

 

弊社VNEXTでも、初めてローコード開発を行う場合は「外注の方が安心」という理由からここ最近ノーコード・ローコード開発の案件が増えています。

 

ローコード開発を外注する主なメリットは、以下が挙げられます。

 

|コストの削減 

従来のシステム開発は、0からプログラムを構築する必要があり、外注費用も高額でした。

 

しかし、ローコード開発であれば、開発工数が少ないためコストを抑えて外注することができます

 

さらに、ローコード開発でも自社開発するには、開発ツールの知識を身につける必要がありますが、外注すれば学習コストがかからないのもメリットのひとつです。

 

 

|高度なシステム開発ができる 

ローコード開発は、ドラッグ&ドロップの操作で誰でも簡単に開発できると言われていますが、あくまでも簡易的なもので、高度な機能を実装するためには専門知識が必要です。

 

高度なシステムを構築するとなると、利用できるツールが限られるうえに、プログラミングの知識やスキルを身につけなくてはなりません。

 

ローコードの受託開発を提供している会社に依頼することで、より高機能で自社に最適なシステム開発が可能になります。

 

また、企画や運用段階でサポートしてくれる会社であれば、より長く使い続けられるシステム構築ができるでしょう。

 

 

|開発スピードが速い 

ローコードは比較的速いスピードで開発が行える手法ではあるものの、開発経験のない人が0から開発するとなると、慣れるまでに時間がかかります。

 

また、高度なシステムを開発する場合は、想定以上に時間がかかり、結果的に開発期間が伸びてしまうケースも考えられます。


受託開発会社によっては、最短1ヶ月と圧倒的な短納期でシステムの受託開発が行えるため、開発期間を大幅に削減したい方におすすめです。

 

 

|まとめ 

今回は、海外製品から日本製品のおすすめローコード開発ツールをご紹介しました。

開発ツールによって、特徴、強み・弱み、向いているケースがあるため、初めてローコード開発を行う場合は外注をおすすめします!

 

弊社VNEXTでは、ノーコード・ローコードの開発支援を行っており、今回ご紹介した開発ツールはもちろん、他の開発ツールにも対応しています。

まずは、お客様より要件をヒアリングし、そのプロジェクトに合った開発をご提案しておりますので、ローコード開発を検討されている方は一度VNEXTにご相談ください!

 

>>ノーコード・ローコード開発サービスの詳細はこちら

 

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