VNEXTの会社紹介資料
2023/09/26
ソフトウェア開発という言葉を聞くと、「ちょっと難しそう」と感じる方も多いのではないでしょうか。
ITに精通している人を除けば、ソフトウェア開発とは具体的に何か、どのような流れで開発が進んでいくのかをイメージしづらいかもしれません。
たとえば、よくあるのが「ソフトウェア開発とシステム開発って何が違うの?」という疑問です。
本記事では、ソフトウェア開発の基礎知識や、混同しやすいシステム開発との違い、主な手法や流れ、ソフトウェア開発を外注するときのポイントを
わかりやすく解説します。
目次
● ソフトウェア開発とは?● ソフトウェア開発とシステム開発の違い● ソフトウェア開発の種類● ソフトウェア開発の主な流れ● ソフトウェア開発の主な手法● ソフトウェア開発のトレンド● 内製化と外注のメリット・デメリット▶️ 内製化のメリット・デメリット▶️ 外注のメリット・デメリット● ソフトウェア開発を外注する際のポイント● まとめ |
|ソフトウェア開発とは?
ソフトウェア開発とは、パソコンやスマートフォンで動作するソフトウェアを開発する活動です。
日本IBMは、ソフトウェア開発を「ソフトウェアの作成、設計、展開、およびサポートのプロセスに特化した一連のコンピュータ・サイエンス活動」と
定義しています。
ハードウェアと違って、ソフトウェアには物理的な実体がありません。ソフトウェアは、コンピュータが理解できる言語(=プログラミング言語)を
使用し、一連の命令を記述することによって動作します。
たとえば、Microsoft Officeをはじめとしたオフィスソフトや、Thunderbirdなどのメールソフト、Google ChromeなどのWebブラウザも
ソフトウェアの一例です。
ソフトウェア開発の現場では、Webシステム、アプリケーション、組み込みシステム(家電や自動車)など、さまざまな環境に対応した
プログラミング言語を駆使して、製品となるソフトウェアをつくっています。
|ソフトウェア開発とシステム開発の違い
ソフトウェア開発と混同されやすいのが、システム開発です。
システム開発とは、業務の効率化や生産性向上を目的として、さまざまな仕組み(=システム)を構築する活動を意味します。
たとえば、勤怠管理システムや営業支援システム、顧客管理システム、在庫管理システムなどを開発するのが、システム開発の一例です。
システム開発には、ソフトウェアの部分だけでなく、ハードウェアの部分の開発も含まれる場合があります。
在庫管理システムを例に挙げると、商品の在庫情報をデータベース化するソフトウェアだけでなく、商品のバーコードを読み取るバーコードリーダー
などのハードウェアも必要です。
システム開発と違って、ソフトウェア開発にはハードウェアの部分の開発は含まれません。
システム開発は、ソフトウェア開発よりも広い意味で使われる言葉だと覚えておきましょう。
|ソフトウェア開発の種類
ソフトウェア開発は、ソフトウェアを動かす環境に基づいて、3つの種類に分類できます。
- Webシステムソフトウェア
- アプリケーションソフトウェア
- 組み込みシステム
WebシステムソフトウェアはWebブラウザ、アプリケーションソフトウェアはユーザーの端末、組み込みシステムは家電や自動車、産業ロボットなどの
機器に組み込むことで動作するソフトウェアです。
|Webシステムソフトウェア
Webシステムソフトウェアは、Google ChromeやMicrosoft Edge、Firefoxなど、Webブラウザで動作するソフトウェアです。
代表的なソフトウェアの例として、Webブラウザで使えるメールサービスのGmailや、オンラインストレージサービスのDropboxなどが挙げられます。
インターネット環境があれば、いつでもどこでも利用できるのがWebシステムソフトウェアの強みです。
Webシステムソフトウェアの開発には、ネットワーク技術に精通したインフラエンジニアが必要な場合があります。
|アプリケーションソフトウェア
アプリケーションソフトウェアは「アプリ」とも呼ばれ、ユーザーがさまざまな作業を実行するために設計されたソフトウェアです。
具体的には、表計算ソフトのExcel、文書作成ソフトのWordなどが挙げられます。
アプリケーションソフトウェアは、ユーザーの利用環境(プラットフォーム)に合わせて開発する必要があります。
たとえば、利用しているOS(Windows、MacOS、iOS、AndroidOSなど)の最新のバージョンに合わせた開発が必要です。
後の項目で解説するとおり、マルチプラットフォーム(クロスプラットフォーム)と呼ばれる手法を使えば、一つの開発環境で複数のプラットフォームに
対応することもできます。
|組み込みシステム
組み込みシステムは、テレビや冷蔵庫、エアコンなどの家電や、自動車、産業ロボットなどの機器に組み込まれたソフトウェアです。
組み込みシステムはコンピュータのように汎用的な機能は持っておらず、洗濯機の洗濯機能や乾燥機能など、特定の動作を制御するための最低限の
機能しかありません。
組み込みシステムで使われるハードウェアは、最新のパソコンやスマートフォンと比べて、メモリなどのリソースが限られています。
限られたリソースをやりくりして、どのように高いパフォーマンスを実現するかが組み込みシステムの開発のポイントです。
|ソフトウェア開発の主な流れ
ソフトウェア開発の主な流れは、以下のステップに分けられます。
- ヒアリング
- 要件定義
- 設計
- 開発
- テスト
- リリース
- 運用・保守
まずは顧客へのヒアリングや要件定義から始まり、設計・開発・テストの工程を経て、リリース(納品)するのが一般的なソフトウェア開発の流れです。
企業によっては、リリース後の運用・保守も担当する場合もあります。
1. ヒアリング
まずは顧客と打ち合わせを行い、現状の悩みをヒアリングします。
ヒアリングの内容から、顧客の課題解決につながるソフトウェアの企画・構想や、大まかな予算、リリース時期などを議論します。
顧客へのヒアリングの際は、営業担当者だけでなく、開発担当者(エンジニア)が同席することが一般的です。
2. 要件定義
顧客の同意を得られた場合、ソフトウェアの企画・構想に基づいて、要件定義を行います。
顧客のイメージや実現したいこと(要件)を洗い出し、要件定義書を作成して、ソフトウェアの仕様を具体的に決めていきます。
開発プロジェクト全体の成否に関わるため、要件定義は重要な工程の一つです。
3. 設計
要件定義書の内容に基づいて、ソフトウェアの設計を行います。設計工程は、基本設計と詳細設計の工程に分かれます。
基本設計は、データの入出力やシステムの画面、テストや運用の流れなど、ソフトウェアの基本的な仕様を決めていく工程です。
基本設計は顧客にソフトウェアの仕様を説明し、納得してもらうための工程でもあります。そのため、基本設計は外部設計と呼ばれることもあります。
一方、詳細設計は自社のエンジニアを念頭に置いた工程です。基本設計で決めた事柄を仕様書に記載し、具体的にどうやって実装するか一つずつ整理
していきます。顧客からは見えない部分の設計も含まれるため、詳細設計は内部設計とも呼ばれます。
4. 開発
設計工程が完了したら、設計を担当するエンジニアとコーディングを担当するプログラマーが協力し、実際に開発を進めていきます。
ソフトウェア開発でよく使われる言語は、C言語やJava、Python、PHPなどさまざまです。
5. テスト
ソフトウェアの開発が終わったら、設計書の仕様を満たしているかどうかをテストします。
ソフトウェア開発で行われるテストには、プログラムの動作を一つずつチェックする単体テストや、複数のプログラムを組み合わせてチェックする
結合テスト、実際の業務を想定した運用テストなどの種類があります。
6. リリース
テスト結果に問題がなければ、いよいよソフトウェアのリリースです。
ソフトウェア本体に加えて、ソフトウェアの使い方をまとめた運用マニュアルや、設計工程で使用した設計書なども顧客に納品します。
必要に応じて、エンジニアが顧客の企業を訪問し、操作説明などの研修会を開く場合もあります。
7. 運用・保守
ソフトウェア開発は、ソフトウェアのリリース後も続きます。
ソフトウェアをスムーズに運用するためのサポートや、運用中にトラブルが起きたときの保守業務もソフトウェア開発会社の役割の一つです。
顧客から機能追加の要望があった場合は、再度ヒアリングや要件定義を実施し、追加の開発作業を行うこともあります。
|ソフトウェア開発の主な手法
ソフトウェア開発の主な手法は、ウォーターフォール開発とアジャイル開発の2種類です。
近年は開発の小回りが利くことから、アジャイル開発を選択する企業も増えています。
ウォーターフォール開発、アジャイル開発それぞれに強みや弱みがあるため、自社に合った手法を選びましょう。
|ウォーターフォール開発
ウォーターフォール開発は、主に大規模なソフトウェア開発で使われる手法です。
さきほど紹介した要件定義、設計(外部設計、内部設計)、開発、テスト、リリースの工程を一つずつ順番に進めていく点に特徴があります。
開発の流れが決まっているため、リリース時期やコストを見積りやすいのがウォーターフォール開発の強みです。
ただし、ウォーターフォール開発では、一つの工程が完了していない場合、次の工程に進むことはできません。
そのため、開発途中での仕様変更が難しいという欠点があります。
|アジャイル開発
アジャイル開発は、ソフトウェアの機能単位で設計、開発、テスト、リリースの工程を繰り返す手法です。
アジャイル開発は仕様変更に対して柔軟に対応でき、開発期間が短いのがメリットです。
たとえば、ソフトウェアの基本機能を先に完成させてリリースし、後から追加機能を開発することもできます。
一方、アジャイル開発はスケジュールや進捗状況の管理が難しく、プロジェクトを統括するPMの管理能力が求められます。
▶️ あわせて読みたい:【アジャイル開発とは】特徴と開発の流れ、メリット・デメリットを徹底解説!
|ソフトウェア開発のトレンド
AIや機械学習、ビッグデータ、クラウドなどの先端技術が普及したことにより、ソフトウェア開発のトレンドは大きく変化しました。
たとえば、ノーコード・ローコード開発のように、エンジニアがソースコードをほとんど書かずに開発する手法も登場しています。
ここでは、ソフトウェア開発の主なトレンドとして、以下の5つのキーワードを解説します。
- ノーコード・ローコード開発
- API連携
- DevSecOps
- クラウドネイティブ
- マルチプラットフォーム
|ノーコード・ローコード開発
ノーコード・ローコード開発は、ソフトウェア開発の効率化につながる技術です。
ソースコードを書かずに開発する技術をノーコード開発、ソースコードの記述量を減らす技術をローコード開発と呼びます。
ノーコード・ローコードツールを活用すれば、ソースコードのリリースまでの期間を大幅に短縮することが可能です。
▶️ あわせて読みたい:【ノーコード・ローコード開発とは】DXの実現にもつながるって本当?
|API連携
API連携とは、ソフトウェアの機能の一部を公開し、外部から利用可能にする仕組みです。
API連携を利用すれば、異なるソフトウェア同士をシームレスに連携させることができます。
Webシステムソフトウェアを相互に連携させる場合は、Web APIが利用されます。
APIエコノミーという言葉が生まれるほど、今後のソフトウェア開発において必要不可欠な技術の一つです。
|DevSecOps
DevSecOpsとは、開発(Development)、運用(Operations)、セキュリティ(Security)の担当者が相互に連携し、ソフトウェア開発を進めていく
手法を指し、主にアジャイル開発で利用される手法です。
要件定義、設計、開発、テスト、リリースのすべての工程で、複数の担当者が関わり、意見交換を行います。
後で運用上やセキュリティ上の問題が見つかり、手戻りが発生するケースを未然に防止できるため、ソフトウェア開発の安定性を高められます。
|クラウドネイティブ
クラウドネイティブとは、クラウド環境での利用を前提として、ソフトウェア開発を最適化していく手法です。
近年、クラウドサービスが急速に普及しつつあることから、クラウドネイティブ開発に注目が集まりました。
開発作業はもちろん、リリース後のテストや機能追加などもクラウド環境で行われるため、テレワークやリモートワーク環境での開発にも適しています。
|マルチプラットフォーム
マルチプラットフォームは、クロスプラットフォームとも呼ばれ、パソコン、スマートフォン、タブレットなど、さまざまな端末で利用できるように
ソフトウェアを開発する手法です。.
NETやKotlin、Dartなど、マルチプラットフォームに対応したプログラミング言語も生まれており、一つのソースコードで複数のプラットフォームに
対応したソフトウェアを開発できます。
|内製化と外注のメリット・デメリット
ソフトウェアは、自社のエンジニアが手作り(内製)する方法のほか、外部のパートナー企業に外注する方法があります。
ソフトウェアの内製・外注には、それぞれメリットやデメリットがあるため、自社に合った方法を選ぶことが大切です。
たとえば、ソフトウェアを内製すると、社内に開発ノウハウを蓄積し、ほかの分野で活用できます。一方、開発に携わるエンジニアを自前で
確保しなければならないため、人件費などのコストが発生するのがデメリットです。
ITスキルを持った人材がいない場合は、ソフトウェア開発の外注も検討しましょう。ソフトウェアの内製化と外注のメリット・デメリットを紹介します。
|内製化のメリット・デメリット
ソフトウェア開発の内製化のメリット・デメリットは以下のとおりです。
|内製化のメリット:社内にノウハウを蓄積できる
ソフトウェアを内製化すれば、社内に開発ノウハウを蓄積できます。
ノウハウを活かして、別のソフトウェアを開発したり、ソフトウェア開発そのものをサービス化したりすることも可能です。
ソフトウェア開発者が社内にいるため、運用上のトラブルが発生したときの対応も迅速になります。
|内製化のデメリット:開発に関わる人材の確保が難しい
一方、ソフトウェア開発を内製化する場合、必要なスキルを持ったエンジニアやプログラマーを確保しなければなりません。
エンジニアやプログラマーの採用コストや、人材育成のコストなど、人件費の高騰につながる恐れがあります。
|外注のメリット・デメリット
ソフトウェア開発を外注する場合のメリット・デメリットは以下のとおりです。
|外注のメリット:最適なスキルを持った人材を確保できる
ソフトウェア開発を外注すれば、高度なスキルを持った人材を外部から獲得できます。
自社にエンジニアやプログラマーがいない場合や、大規模なソフトウェア開発を検討している場合におすすめです。
昨今はIT人材の不足が問題となっており、ソフトウェア開発のほとんどを外注する企業も少なくありません。
|外注のデメリット:開発のノウハウを社内に蓄積できない
ソフトウェアの要件定義、設計、開発、テスト、運用・保守などの工程を一貫して外注すると社内にノウハウを蓄積する機会が失われることになります。
将来、ソフトウェアの内製化を検討している場合は、ラボ型開発などの手法を検討しましょう。
ラボ型開発は、社外に専門のエンジニアチームを用意し、協働しながらソフトウェアを開発していく手法です。
エンジニアチームとのやりとりを通じて、開発ノウハウを蓄積できるため、ソフトウェア開発を外注するデメリットを解消できます。
|ソフトウェア開発を外注する際のポイント
ソフトウェア開発を外注する場合は、複数の企業に見積りを依頼するのが大前提です。その上で、以下の5つのポイントを基準に外注先を選びましょう。
- 複数の企業に見積りをする
- 自社で開発したいプロダクトの実績があるか
- 自社開発がメインかどうか
- 密なコミュニケーションがとれるか
- 運用・保守が充実しているか
|複数の企業に見積りをする
ソフトウェア開発を外注する場合は、複数の企業に見積りを依頼しましょう。
見積り結果を比較することで、自社に合った条件のパートナー企業を見つけやすくなります。
見積り条件を明確にするため、提案依頼書(RFP)を作成し、各社に配布するとより効果的です。
|自社で開発したいプロダクトの実績があるか
見積り結果を比較する場合は、自社で開発したいプロダクトの実績に着目しましょう。
外注先によって、Webシステムソフトウェアの開発が得意な企業もあれば、組み込みシステムの開発専門の企業もあります。
希望するプロダクトに近い実績のある企業なら、依頼後のミスマッチを減らすことが可能です。
|自社開発がメインかどうか
外注先によっては、自社開発ではなく、下請け企業を利用した受託開発がメインの企業もあります。
受託開発にもメリットはありますが、ソフトウェア開発を外注するときは自社開発がメインの企業がおすすめです。
自社開発の場合は、実際に開発に関わる人たちと直接やりとりできるため、コミュニケーションの齟齬が生まれにくいというメリットがあります。
|密なコミュニケーションがとれるか
外注先の担当者とやりとりする場合は、密なコミュニケーションがとれるかどうかに着目しましょう。
ソフトウェア開発では、事前の打ち合わせやヒアリング、要件定義、基本設計の段階で、頻繁に担当者とやりとりします。
密なコミュニケーションが可能な相手なら、不明点やわからないことがあった場合にすぐ質問し、納得のいく回答を得ることが可能です。
外注先を選ぶ場合は、見積り金額よりも、担当者の企画力や提案力、コミュニケーション力を重視しましょう。
|運用・保守が充実しているか
ソフトウェアが納品された後の運用・保守体制にも着目しましょう。
ソフトウェアは開発したら終わりではなく、数年がかりで運用・保守を行っていく必要があります。
運用・保守体制が充実した企業なら、運用中にトラブルが発生してもすばやく対応してもらえます。
|まとめ:ソフトウェア開発の手法やトレンドを理解して自社に合った方法を選ぼう
ソフトウェア開発は、パソコンやスマートフォンで動作するプログラムを開発する活動です。
開発するソフトウェアによって、Webシステムソフトウェア、アプリケーションソフトウェア、組み込みシステムの3種類に分類できます。
これまで、ソフトウェア開発は大規模なウォーターフォール開発が一般的でしたが、アジャイル開発のように小回りが利く手法も登場しました。
ノーコード・ローコード開発など、非エンジニアでもソフトウェア開発が可能なツールも普及しつつあります。
ソフトウェア開発の内製化が難しい場合は、外部パートナー企業に委託するのも選択肢の一つです。
ソフトウェア開発を外注する際は、自社で開発したいプロダクトの実績や、リリース後のサポート体制などをチェックしましょう。
また、開発費用の見積りをとるときは、一社だけでなく、複数の企業に依頼することも大切です。
ソフトウェア開発の主な手法や最新のトレンドを理解し、自社に合った方法を選びましょう。
弊社VNEXTでは、15年以上、日本でソフトウェア受託開発を主力事業とし、東京・ハノイ・ダナンで多角的な事業を展開しています。
豊富な開発リソースやコストメリットを強みとし、「ラボ型開発」にも対応しているため、貴社内に専属のチームを構築することで社内にノウハウを
蓄積することも可能です。
ソフトウェア開発の外注を検討されている方は、ぜひVNEXTにお問い合わせください!
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